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雲門(うんもん)に関する説明

雲門(うんもん)

肩のツボ

雲門(うんもん)【概要】

肩のツボ[雲門(うんもん)]

雲門(うんもん)は肩にあるツボです。鎖骨の外端の下にある窪みにあります。ツボは基本的に左右対象ですので、雲門のツボも左右2点あります。

雲門は手の太陰肺経の経絡に属す2番目の経穴です。

雲門は五十肩・四十肩に効果的な特効ツボとしてよく紹介されます。五十肩・四十肩だけではなく雲門のツボは肩こりや背中の痛み、腕のだるさなど肩の不調全体に効果が期待できるツボです。

五十肩や肩こりの改善のためにこのツボを刺激する場合は、事前に蒸しタオル等で温めるとより効果が期待できます。

さらに、雲門のツボは肺(呼吸器系)の不調にも効果的と言われます。具体的には気管支喘息、喉の痛みなどに雲門のツボが用いられることがあります。

また、雲門のツボは肺を元気にさせ、さらに胸部の血流やリンパの流れを促進させることから頭部への血行を良くし、顔のむくみやシミなどに効果的な美容ツボとして紹介されることもあります。

尚、雲門のツボの近くに中府というツボがあります。雲門と中府のツボは場所が近いだけでなく、経絡も同じことから期待される効果も非常に似ています。

その他の「肩のツボ」はこちら

雲門(うんもん)の [経絡]

手の太陰肺経

雲門(うんもん)の [場所]

雲門は肩にあるツボです。鎖骨の下側を肩に向かってさすっていくと突き当たる部分の下に窪みがあります。雲門のツボはそこにあります。

雲門(うんもん)の [押し方・刺激の仕方]

雲門は中指と人差し指両指をツボにあて、気持ち良いと感じる強さで5秒押して弛める、を左右両肩とも5~6回繰り返します。

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