関元(かんげん)
お腹のツボ
関元(かんげん)【概要】
関元(かんげん)は腹部にあるツボです。おヘソの下から指4本分のところにあります。ツボは基本的に左右対象ですが、関元は正中線(体の中央を通る線)上にあるので1点のみです。
関元は任脈の経絡に属す4番目の経穴です。
関元の「関」は門、「元」は元気で、元気の門という意味があるツボです。その名前の通り、関元のツボは体調を整える元気ツボです。
関元のツボは応用範囲が広く、消化器系、泌尿器系、生殖器系などに効果があるとされます。
消化器系では、胃腸病全般やお腹の膨張感、過敏性腸症候群などに関元のツボが効果的と言われます。
泌尿器系では、膀胱炎や頻尿、夜尿症などに関元のツボが効果があると言われます。
生殖器系では、特に女性の場合、関元のツボを刺激することで子宮の血行を促進し、生理痛や生理不順、不妊症や子宮筋腫、子宮内膜症など様々な女性特有の疾患に効果が期待できると言います。
その他にも、なんとなく元気がなかったり、ヤル気が出ない時などに関元のツボは役立つと言われます。
▼その他の「お腹のツボ」はこちら
関元(かんげん)の [経絡]
任脈
関元(かんげん)の [場所]
関元は腹部にあるツボです。おヘソから指4本分真下にあります。恥骨の上部とおヘソを結んだラインの3/5ぐらいの場所とも言います。
関元(かんげん)の [押し方・刺激の仕方]
関元はお灸か温熱刺激が効果的です。指圧する場合は、仰向けに寝て中指を中心に4本の指を添えて重ねあわせて静かに優しく押します。
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