承山(しょうざん)
足のツボ
承山(しょうざん)【概要】
承山(しょうざん)は足の後ろ側にあるツボです。アキレス腱とふくらはぎの境目に浅い凹みがあり、承山のツボはそこにあります。ツボは基本的に左右対象なので、承山も両足にあります。
承山は足の太陽膀胱経の経絡に属す57番目の経穴です。
承山は腰から足にかけて効果的なツボと言えます。例えば、足のむくみや足の疲れ、膝の痛みなどに効果があるとされます。
さらに承山のツボはこむら返りと言った、いわゆる足がつる時にも効果的と言われます。その他、ぎっくり腰や坐骨神経痛など腰痛の痛みを和らげるのにも用いられるツボです。
余談ですが、WHOで認められている361穴の内、意外にも名前に「山」つくツボは承山だけとのことです。
▼その他の「足のツボ」はこちら
承山(しょうざん)の [経絡]
足の太陽膀胱経
承山(しょうざん)の [場所]
承山は足の後ろ側にあるツボです。アキレス腱とふくらはぎと境目にあり、アキレス腱を上にたどっていくとふくらはぎの筋肉の手前にひっかかりがあります。承山のツボはそこにあります。
承山(しょうざん)の [押し方・刺激の仕方]
承山は床に座り、力を抜いた状態で両手の親指を重ねてツボにあてます。他の指はスネ(脛骨)を包むようにします。そのまま気持ち良いと感じる強さで5秒押し揉みし、力を抜くを両足とも3~5分繰り返します。
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