大椎(だいつい)
首のツボ
大椎(だいつい)【概要】
大椎(だいつい)は首にあるツボです。首を曲げた時に一番でっぱる骨の下の窪んだところにあります。ツボは基本的に左右対象ですが、大椎は正中線(からだの中心にある線)上にあるツボなので1点しかありません。
大椎は督脈の経絡に属す14番目の経穴です。
大椎は風邪の引き始めに効果的なツボとして知られています。風邪の初期症状である悪寒や喉の痛み、鼻づまりなどの症状がでてきたら、このツボを刺激してみましょう。風邪の悪化が防げるかもしれません。大椎のツボは指圧しにくい場所にあるので、熱めのシャワーやドライヤー、使い捨てカイロなどによる温熱刺激でも効果が期待できます。
また大椎付近は殆どの経絡が通っている場所でもあり、このツボを刺激することで自律神経の乱れを改善する効果も期待できるようです。
▼その他の「首のツボ」はこちら
大椎(だいつい)の [経絡]
督脈
大椎(だいつい)の [場所]
大椎は首にあるツボです。顔を前に倒すと一番でっぱる骨が第七頚椎棘突起です。大椎はその骨のすぐ下にある窪みにあります。
大椎(だいつい)の [押し方・刺激の仕方]
大椎は両手の人差し指と中指を重ねて左右のツボにあて、気持ち良いと感じる強さで5秒押して力を抜くを3~5分繰り返します。熱めのシャワーやドライヤーで温めるのも効果的です。
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