ビタミンB6で知っておくべき事柄をメモしています。
無作為にメモしているのでちょっと分かりにくいかもしれません。もし体系的にビタミンB6のことを理解したいかたはこちら(健康成分:ビタミンB6)をご覧ください。
ビタミンB6の働きに関するメモ
ヘモグロビン合成における補酵素
ヘモグロビンとは血液の赤血球内に含まれるたんぱく質。体内に酸素を供給し、二酸化炭素を回収する働きがあります。
ビタミンB6はヘモグロビン合成におけるごく初期段階で必要なアミノレブリン酸合成酵素(アミノレブリン酸シンターゼ)の補酵素です。
ビタミンB6の効能・効果に関するメモ
現在なし。
ビタミンB6不足・欠乏症に関するメモ
小球性低色素性貧血
ビタミンB6不足が原因となりえる病気。
小球性低色素性貧血とは赤血球に含まれるヘモグロビンの不足による起こる貧血。
ビタミンB6が不足するとヘモグロビン合成が十分に行われなくなるため赤血球内のヘモグロビンが減少することが原因になる。
ビタミンB6による貧血の多くは小球性低色素性貧血と言える。
鉄芽球性貧血
ビタミンB6不足が原因となりえる病気。
鉄芽球性貧血とは鉄分が足りているのに利用できないため発症する貧血のこと。
ビタミンB6はヘム合成(鉄とヘモグロビンの合成)の初期の段階で必須であり、ビタミンB6が不足するとプロトポルフイリン環が産生されずにヘムの合成低下の原因になると言われています。
簡単に言うと鉄があってもビタミンB6が無いとヘモグロビンが合成できないので十分な酸素を体中に供給できず貧血になるということです。