数の子
数の子【概要】
数の子の元々アイヌに由来していると言われます。ニシンはアイヌ語で「カド」。「カドの子」が転じて「数の子」になったといわています。昔は数の子を干して乾燥させ、保存食として利用しました。戦前は数の子の乾燥品が主流でしたが、現在は加工しやすく家庭でも扱いやすい塩蔵品が主になっています。
子孫繁栄を願った縁起物として正月のおせち料理に欠かせない数の子はニシンの卵巣を塩蔵、もしくは乾燥させた加工品です。北海道でのニシンの漁獲高が減るにしたがって数の子は高価になり、黄色いダイヤとも呼ばれるようになりましたが、近年カナダやアメリカからの輸入が増え、高めながらも価格は安定しました。
数の子にはたんぱく質が含まれるほか、脂質、抗酸化力を持つビタミンEなどが豊富です。魚の脂質は動脈硬化や血栓を予防するので、血液をサラサラにする効果があります。なお、ニシンによく似たタイセイヨウニシンの数の子は、サイズが大きいですが歯ごたえに欠けるため、珍味に入れるなど加工品の原料にされています。
[数の子の期待される効果・効能]
血栓防止、動脈硬化予防、味覚機能維持改善
[数の子の主な栄養素] 可食部100g当たり/生
・たんぱく質…25.2g
・脂質…6.7g
・鉄…1.2mg
・亜鉛…2.3mg
・ビタミンE…5.1mg
エネルギー:162Kcal(100g当たり)
[数の子の選び方のポイント]
きれいな黄色で変色しておらず、身がしまった数の子を選ぶ。臭いがするものは傷み始めている場合もあるので避けましょう。
[数の子の保存方法]
数の子が空気に触れないよう、ラップできっちり包んで冷蔵庫に入れるようにします。一度塩抜きしてしまった数の子は保存が利かないので1~2日中に食べきりましょう。
数の子に含まれる健康成分
数の子に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。
