ヨーグルトの保存方法
- ヨーグルトは冷蔵庫で保存。
- ヨーグルトは0度に近いほど乳酸菌が新鮮なまま保存できる。
- ヨーグルトはそのままでは冷凍保存できない。
ヨーグルトの乳酸菌は生きているので温度に敏感です。温度が高いと乳酸菌の活動が活発になり品質が変化してしまいます。温度が0度に近い程、乳酸菌の活動を抑えられ新鮮さが保てます。
温度が低すぎて凍ってしまうと乳清(ホエー)が分離して元に戻らず食感や風味が失われます。また、冷凍・解凍の過程で乳酸菌の数が減少する場合もあります。ただし、砂糖を加えるとヨーグルトも冷凍保存できます。
つまりヨーグルトをそのまま保存するには、0度に近い低温で冷蔵保存することが望ましいと言えます。冷蔵庫にチルド室があれば、そこにヨーグルトを保存するのが最適と言えるでしょう。
ヨーグルトの冷蔵保存方法
ヨーグルトの最適な保存方法は0度に近い低温で冷蔵保存することです。更に鮮度を落とさず保存するには以下のことを注意してください。
●ヨーグルトの保存のポイント
- 0度に近い低温で保存する。
- ふたをしっかり締める。
※カビの発生と匂いの吸収を防ぎます。
※更に密閉できる袋や容器に入れると効果的です。 - 振動を与えない。
※振動を与えると乳清(ホエー)が分離しやすくなります。
※冷蔵庫のドアポケットは避けるようにします。
基本的には普通に冷蔵庫で保存すれば良いということです。尚、ヨーグルトを注意して冷蔵庫で保存していても上部に透明の液体が溜まることがあります。これは乳清(ホエー)が分離したものですので、賞味期限内であり、変な匂い等がしなければ問題ありません。むしろ、ヨーグルトの栄養分でもありますので、混ぜあわせて食べて下さい。
- ヨーグルトのふたをきっちり締める。
※密閉できる袋や容器に入れると新鮮さが長持ちします。 - 冷蔵庫の奥の方に置く。
※チルド室なら更に新鮮さが長持ちします。
保存期間:2~3日間(開封後)
※未開封のものは賞味期限や消費期限を目安にしてください。
ヨーグルトの冷凍保存方法
ヨーグルトはそのままでは冷凍保存できません。栄養価はそれほど変わりませんが、水分が分離してしまうため食感や風味が著しく劣化します。
しかし、砂糖を加えると冷凍保存が可能になります。冷凍ヨーグルトは解凍に時間がかかりますが、完全に解凍しなくてもシャーベット状で美味しく食べられます。
- ヨーグルトに砂糖を加える。
※100mlに対し砂糖大さじ1杯が目安。
※シャーベットととして食べる場合は、レモン汁やジャムを加えると美味しいデザートになります。 - 密閉容器に入れ、しっかりフタをする。
- 冷凍庫で冷凍保存。
保存期間:1ヶ月間
【冷凍ヨーグルトの解凍方法】
冷凍ヨーグルトは冷蔵庫内で自然解凍します。半解凍でもシャーベットととしても美味しく食べられます。