わさび(山葵)
わさび(山葵)【概要】
- わさび(山葵)は日本原産の薬味に使われる香辛料。
- わさび(山葵)には強力な殺菌作用と解毒作用がある。
- わさび(山葵)はすりおろすと風味も効能も増す。
わさび(山葵)とは日本原産のアブラナ科ワサビ属の植物です。わさびは鼻に抜けるツンとした辛味が特徴で、お寿司や刺身、蕎麦などに欠かせない薬味として利用されています。
尚、東欧には西洋わさびというものがありますが、味は日本のわさびとよく似ているものの全く別の植物です。
わさびの効果・効能・健康成分
わさびの辛味と香りの成分はシ二グリンで、すりおろすとアリルイソチオシアネートとなります。アリルイソチオシアネートには強力な殺菌作用があり、試験管の中ではコレラ菌やチフス菌を殺す実験結果も得られているそうです。
さらにわさびには強力な解毒作用もあることが分かっています。わさびの解毒効果は肝臓の解毒代謝酵素(GST)を活性化させる作用で、野菜の中でもっとも強いと言われています。
また、わさびの辛味は胃を刺激し消化を助け、食欲不振を改善する効果・効能もあります。
わさびの利用・調理方法
わさびは基本的に地下茎をすりおろして利用します。一般にはチューブ入りのすりおろしたわさびが使われていますが、根わさびを直接すりおろすと風味が良くなりますし、わさびの効果・効能も増します。
わさびの選び方
わさびの表面が凸凹しているのは、葉が古くなって落ちたあと(葉痕)です。葉痕の間隔がつまっているものは質がよいです。
緑が鮮やかなものも風味がよいと言われます。柄や茎に黒い筋のあるものは避けましょう。
わさびの保存方法
わさびは乾燥しないように、しめらせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存しましょう。またすりおろしたわさびはあまり時間を置くと風味を失うので一回で使いきりましょう。
わさび(山葵)に含まれる健康成分
わさび(山葵)に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。
□わさび(山葵)に含まれる成分(アリルイソチオシアネート)の効果があると思われるもの
ガン(癌) / 抗菌・殺菌 / 血栓 / 解毒作用 / 殺菌作用 / ・・・もっと見る
□わさび(山葵)に含まれる成分(シニグリン)の効果があると思われるもの
抗菌・殺菌 / 血行促進 / 食欲増進 / 殺菌作用 / ・・・もっと見る
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