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天宗(てんそう)に関する説明

天宗(てんそう)

背中のツボ

天宗(てんそう)【概要】

背中のツボ[天宗(てんそう)]

天宗(しんちゅう)は背中にあるツボです。肩甲骨の中央にある窪みにあります。ツボは基本的に左右対象なので、天宗も左右2点あります。

天宗は手の太陽小腸経の経絡に属す11番目の経穴です。

天宗は肩こりに効果のあるツボとして知られています。天宗のツボは首・肩・背中・腕の筋肉をほぐす効果があると言われ、肩こりをはじめ、五十肩、腕や肘、胸の痛みの他、乳腺炎など乳房部の痛みなどに用いられます。

また、医学的な根拠は不明ですが心筋梗塞や心不全、狭心症など心臓疾患を伴っている場合、この天宗のツボ付近にコリや腫れが出ることがあるようです。そういった場合は特に左側にコリがでるとのことですが、多くの場合、病院で検査しても病気が発見できず、いきなり発病するケースがあるようです。もし天宗のツボ付近に気になる慢性的なコリがあるようであれば、鍼灸師などに相談してみましょう。

その他の「背中のツボ」はこちら

天宗(てんそう)の [経絡]

手の太陽小腸経

天宗(てんそう)の [場所]

天宗は背骨の肩甲骨にあるツボです。肩甲骨の中央は窪んでいますが、天宗のツボはそこにあります。

天宗(てんそう)の [押し方・刺激の仕方]

天宗は誰かに押してもらうましょう。両手の親指で同時に押します。一人で押す場合は人差し指か中指で10秒押して弛めるを数回繰り返します。難しい場合はゴルフボールやツボ圧し器を使ってみましょう。

■天宗についてもっと調べる
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