肝兪(かんゆ)
背中のツボ
肝兪(かんゆ)【概要】
肝兪(しんゆ)は背中にあるツボです。背中の中央ぐらいの高さで背骨から指2本分のところにあります。ツボは基本的に左右対象なので、肝兪も左右2点あります。
肝兪は足の太陽膀胱経の経絡に属す18番目の経穴です。
肝兪はその名前の通り、肝臓に効果的なツボとして知られています。単なる肝機能の改善から肝炎の場合などにも肝兪のツボが用いられます。
そしてもう一つ膈兪、脾兪のツボとともに「胃の六つ灸」として使われるツボでもあります。これは肝兪・膈兪・脾兪の3種類(計6つ)のツボを刺激することによって胃腸の不調を改善する効果があるとされるためです。
その為、肝兪のツボ単独でも胃のムカつきや不快感、胃痛など胃の不調改善に効果が期待できます。
またイライラやヒステリーなど怒りを伴うストレスに対しても効果があると言われます。
▼その他の「背中のツボ」はこちら
肝兪(かんゆ)の [経絡]
足の太陽膀胱経
肝兪(かんゆ)の [場所]
肝兪は背中にあるツボです。頭を前に倒した時にでっぱる首の骨(第七頚椎)から下に数えて9個目の背骨の突起(第9胸椎)の下から指2本分外側にあります。
肝兪(かんゆ)の [押し方・刺激の仕方]
肝兪は誰かに押してもらうましょう。両手の親指で同時に押します。一人で押すのは少し難しいですが、両手の手の平で脇を掴むようにして親指をツボにあて、気持ちよい感じる強さで5分程度押します。無理な場合はゴルフボールやツボ圧し器を使ってみましょう。
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