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ブロッコリーに関する説明

ブロッコリー

ブロッコリー【概要】

ブロッコリーは葉や実ではなく、つぼみ(花蕾)を食べる野菜です。

日本でブロッコリーを一般に食べられるようになったのは、昭和50年代になってからです。かつてはカリフラワーのほうが人気でしたが、最近になって、消費量が増えています。

ブロッコリーの栄養成分と効果・効能

ブロッコリーは近年、栄養価が高いとして注目され始めた野菜

ブロッコリーはキャベツや小松菜と同様に、アブラナ科の野菜です。アブラナ科の植物には、グルコシノレートと呼ばれる抗がん作用のある物質が含まれています。

そのため、アメリカではがん予防が期待できる野菜として認められています。 他にも、ブロッコリーにはスルフォラフアンという抗がん性物質を含みます。

これは、発芽したての芽に多く、ブロッコリースプラウトが人気なのはそのせいです。 こうした微量栄養素の他にも、ブロッコリーにはカロテン、ビタミンC、鉄、葉酸、ビタミンEなども含まれていて、緑黄色野菜に分類されています。

このように、多種多様な栄養素を含むのはもちろんですが、茹でるだけでそのままたくさん食べられる手軽さも魅力です。

ブロッコリーの選び方

茎の切り口がみずみずしく、すが入っていないブロッコリーがよいです。つぼみが 小さく、こんもりと盛り上がって、線色が濃いものを選びましょう。

ブロッコリーのつぼみが開いたり、黄色く変色しているものは鮮度が落ちています。つぼみが紫がかっているブロッコリーは、低温で育ったためで味や栄養量に変わりはありません。

ブロッコリーの料理方法・調理ポイント

鮮度のよいブロッコリーほどアクが少なく、やわらかくなっています。茎も甘味があっておいしく、丸ごと食べられます。 調理前に花菅を水に浸し、ごみなどをよく洗い流してください。

塩を加えた湯で下ゆですると、鮮やかな緑色になります。 ブロッコリーを妙め物やグラタンの具などに使う時は歯ごたえが残るよう固めにゆでておくとよいでしょう。

ブロッコリーの豆知識

ブロッコリーが水をはじくのは農薬のせいではありません

ブロッコリーを水であらうと水が弾かれるのがわかります。

この水を弾く性質を指して「農薬がついている証拠」として取り上げられることもしばしばあるのですが、実はこの水を弾いているのはワックスブルームと呼ばれる植物性の油脂で覆われているからです。

ワックスブルームはブドウやリンゴ、キュウリなど多くの野菜、果物に付いていて、水分蒸発を防ぎ、病気などから守る役目を果たしています。

ワックスブルームは植物から分泌される天然物質であるため人体には無害です。ただ、農家の方達が農薬と勘違いされるため拭き取って出荷する場合も多いようです。

ワックスブルームは無害どころか古くなっていない証拠とも言えます。古くなってくるとワックスブルームが薄くなってくるため、水を弾かないブロッコリーは新鮮ではない可能性があります。

ブロッコリーに含まれる健康成分

ブロッコリーに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□ブロッコリーに含まれる成分(アルファリポ酸(αリポ酸))の効果があると思われるもの
抗酸化作用 / アンチエイジング / 美肌 / 肥満 / 痴呆症 / 肝機能(肝臓) / 冷え性 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(イソチオシアネート)の効果があると思われるもの
ガン(癌) / 胃潰瘍 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(カロテノイド)の効果があると思われるもの
血液サラサラ / 抗酸化作用 / アンチエイジング / ガン(癌) / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(グルコシノレート)の効果があると思われるもの
ガン(癌) / アレルギー疾患 / 花粉症 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(グルタチオン)の効果があると思われるもの
肝班 / 抗酸化作用 / 肝機能(肝臓) / アンチエイジング / ガン(癌) / 免疫力強化 / ストレス / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ケルセチン)の効果があると思われるもの
アレルギー疾患 / 動脈硬化 / 白内障 / 血行促進 / 血管強化 / 関節痛 / コレステロール / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ケンフェロール)の効果があると思われるもの
メタボリック・シンドローム / 肥満 / 風邪(かぜ) / インフルエンザ / 免疫力強化 / 動脈硬化 / 抗酸化作用 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(コエンザイム Q10)の効果があると思われるもの
ダイエット / 免疫力強化 / 高血圧 / 美肌 / アンチエイジング / 肌荒れ・ニキビ / 抗酸化作用 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(システイン)の効果があると思われるもの
抜け毛 / 髪の毛 / 美肌 / 肌荒れ・ニキビ / 美肌 / 薄毛(はげ) / 二日酔い / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(スルフォラファン)の効果があると思われるもの
解毒作用 / 抗酸化作用 / ストレス / ガン(癌) / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ゼアキサンチン)の効果があると思われるもの
視力 / 白内障 / 疲れ目(眼精疲労) / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ビタミンK)の効果があると思われるもの
骨盤 / 歯茎 / 痔 / 骨 / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ビタミンU)の効果があると思われるもの
粘膜の強化 / 健胃作用 / 胃腸病 / 胃酸過多 / 胃潰瘍 / 十二指腸潰瘍 / 食欲不振 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(β-カロチン)の効果があると思われるもの
アルツハイマー / 視力 / ドライアイ / アンチエイジング / 疲れ目(眼精疲労) / 疲労回復 / 肌荒れ・ニキビ / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(メチルメチオニン)の効果があると思われるもの
胃潰瘍 / 粘膜の強化 / 胃酸過多 / 胃腸病 / 十二指腸潰瘍 / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(葉酸)の効果があると思われるもの
妊娠 / 血行促進 / 血栓 / 動脈硬化 / 貧血 / 口内炎 / 薄毛(はげ) / ・・・もっと見る
□ブロッコリーに含まれる成分(ルテイン ルティン)の効果があると思われるもの
加齢黄斑変性症 / 視力 / 疲れ目(眼精疲労) / 白内障 / 老眼 / 抗酸化作用 / ・・・もっと見る
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