ほうれん草(ほうれんそう)【概要】
ほうれん草には東洋種と西洋種の2種類があります。江戸初期に日本に伝来した品種を東洋種、江戸後期にフランスから導入されたものを西洋種と呼び
ます。
最近は、収穫量が多く、暑い時期にも栽培できる西洋種のほうれん草の栽培が盛んになっています。西洋種と東洋種を交配させたほうれん草も増えています。
東洋種のほうれん草は葉先がとがり、切れ込みが深くなっています。葉はやわらかく、アクが少ないのが特徴です。
西洋種のほうれん草は葉に丸みがあり、茎が太く、アクが強いので妙め物に向いています。
ほうれん草の栄養成分と効果・効能
ほうれん草はカロテンを多く含み、にんじんとともに緑黄色野菜の代表と言っていいでしょう。
カロテンの含有量は100g中4200ugで、サラダ菜、サニーレタスの約2倍となっています。
また、ほうれん草には血圧を安定させるカリウム、骨や歯を丈夫にするカルシウム、貧血を予防する鉄なども多く含んでいます。
鉄は腸での吸収率が低いのですが、ビタミンCをいっしょにとると吸収率が高くなります。鉄とビタミンCの両方が多いほうれん草は、貧血予防に適した野菜と言えます。
ほうれん草の選び方
ほうれん草は葉の線が濃くて、ピンと張っているものを選びましょう。茎よりも葉がしっかりしたもののほうがよいです。葉が黄色くなっているものは避けたほうがいいでしょう。
ほうれん草の料理方法・調理ポイント
ほうれん草は比較的アクが強いので、下ゆでしてから使います。根の部分を先に湯につけ、葉をあとで入れると上手に下ゆでできます。すぐに水にとってさますと、きれいな色の状態に仕上がります(色止め)。
ほうれん草の注意点
ほうれん草は摂り過ぎると尿路結石の原因となるシュウ酸を含みます。シュウ酸はゆでると減少するので、下ゆでしてから調理したほうがよいと言われています。
ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる健康成分
ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。
□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
アルファリポ酸(αリポ酸))の効果があると思われるもの
抗酸化作用 / アンチエイジング / 美肌 / 肥満 / 痴呆症 / 肝機能(肝臓) / 冷え性 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
カリウム)の効果があると思われるもの
痛風 / 食欲不振 / 脳卒中 / 高血圧 / 糖尿病 / 利尿作用 / 便秘 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
クロロフィル)の効果があると思われるもの
口臭 / 整腸作用 / 解毒作用 / 貧血 / コレステロール / おなら /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
グルタチオン)の効果があると思われるもの
肝班 / 抗酸化作用 / 肝機能(肝臓) / アンチエイジング / ガン(癌) / 免疫力強化 / ストレス /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ケンフェロール)の効果があると思われるもの
メタボリック・シンドローム / 肥満 / 風邪(かぜ) / インフルエンザ / 免疫力強化 / 動脈硬化 / 抗酸化作用 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
コエンザイム Q10)の効果があると思われるもの
ダイエット / 免疫力強化 / 高血圧 / 美肌 / アンチエイジング / 肌荒れ・ニキビ / 抗酸化作用 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
セラミド)の効果があると思われるもの
美肌 / 肌荒れ・ニキビ / 美白 / アトピー性皮膚炎 / 乾燥肌 / 保湿 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ゼアキサンチン)の効果があると思われるもの
視力 / 白内障 / 疲れ目(眼精疲労) /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
鉄)の効果があると思われるもの
髪の毛 / 血管強化 / 爪 / 慢性疲労 / 冷え性 / 貧血 / 疲労回復 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ビタミンA(カロチン))の効果があると思われるもの
十二指腸潰瘍 / 血液サラサラ / 加齢黄斑変性症 / 口内炎 / 妊娠 / 美白 / 美肌 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ビタミンB2)の効果があると思われるもの
夏バテ / 頭痛 / 視力 / 抜け毛 / 心筋梗塞 / 美肌 / 肌荒れ・ニキビ /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ビタミンC)の効果があると思われるもの
頭痛 / 血液サラサラ / 食欲不振 / 気管支喘息 / 風邪(かぜ) / アルツハイマー / 白内障 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ビタミンK)の効果があると思われるもの
骨盤 / 歯茎 / 痔 / 骨 / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
マグネシウム)の効果があると思われるもの
胃酸過多 / 痛風 / 多汗症 / 食欲不振 / 骨盤 / ストレス / アンチエイジング /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
葉酸)の効果があると思われるもの
妊娠 / 血行促進 / 血栓 / 動脈硬化 / 貧血 / 口内炎 / 薄毛(はげ) /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ヨウ素(ヨード))の効果があると思われるもの
肥満 / 薄毛(はげ) / 歯 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
葉緑素)の効果があると思われるもの
脱臭作用 / 免疫力強化 / 殺菌作用 / コレステロール / 健胃作用 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ルチン)の効果があると思われるもの
血行促進 / 高血圧 / 動脈硬化 / 血管強化 / 抗酸化作用 /
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□ほうれん草(ほうれんそう)に含まれる成分(
ルテイン ルティン)の効果があると思われるもの
加齢黄斑変性症 / 視力 / 疲れ目(眼精疲労) / 白内障 / 老眼 / 抗酸化作用 /
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