脾兪(ひゆ)
背中のツボ
脾兪(ひゆ)【概要】
脾兪(ひゆ)は背中にあるツボです。背中の中央からやや下ぐらいの高さで背骨から指2本分のところにあります。ツボは基本的に左右対象なので、脾兪も左右2点あります。
脾兪は足の太陽膀胱経の経絡に属す20番目の経穴です。
脾兪は「脾」の疾患に効果的と言われるツボです。脾とは一般的に脾臓を指します。その為、脾兪は糖尿病に効果的なツボとされます。
さらに東洋医学においては「脾」を脾臓のみでなく胃や十二指腸、胆臓、膵臓など消化器官全般を指します。つまり脾兪のツボは消化器系全般の疾患に効果があるという意味になります。
事実、胃腸の調子を整えたり、食欲不振、消化不良、嘔吐、下痢などの改善に脾兪のツボが用いられることがあります。
▼その他の「背中のツボ」はこちら
脾兪(ひゆ)の [経絡]
足の太陽膀胱経
脾兪(ひゆ)の [場所]
脾兪は背中にあるツボです。頭を前に倒した時にでっぱる首の骨(第七頚椎)から下に数えて11個目の背骨の突起(第11胸椎)の下から、さらに指2本分外側にあります。
脾兪(ひゆ)の [押し方・刺激の仕方]
脾兪は誰かに押してもらうましょう。両手の親指で同時に押します。一人で押す場合は、両手の手の平で脇を掴むようにして親指をツボにあて、気持ちよい感じる強さで5分ぐらい押します。無理な場合はゴルフボールやツボ押し器を使ってみましょう。
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