中脘(ちゅうかん)
お腹のツボ
中脘(ちゅうかん)【概要】
中脘(ちゅうかん)は腹部にあるツボです。みぞおちとおヘソの中間にあります。ツボは基本的に左右対象ですが、中脘は正中線(体の中心を通る線)上にあるので1点のみです。
中脘は任脈の経絡に属す12番目の経穴です。
中脘の「中」は真ん中という意味で、「脘」は胃の意味です。つまり中脘とは「胃の中央」という意味があります。
この意味の通り、中脘は胃の位置にあり、また胃の調子を整えるのに効果的なツボです。
中脘のツボは胃の不快感全般に効果的と言えますが、具体的には胃痛、胃炎、胃酸過多、胃のムカつき、吐き気、膨満感、消化不良、食欲不振、下痢などに中脘のツボが使われます。
さらに、中脘のツボは胃の働きを良くすることで、間接的に肌荒れ、ニキビ、全身のむくみの改善に効果が期待できる時があります。
その他、中脘のツボは腸を刺激する作用もあり、おならを出しやすくする効果もあるようです。
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中脘(ちゅうかん)の [経絡]
任脈
中脘(ちゅうかん)の [場所]
中脘は腹部にあるツボです。おヘソから指幅4~5本分上にあります。ちょうどみぞおち(胸骨の最下部)とおヘソの中間に位置します。
中脘(ちゅうかん)の [押し方・刺激の仕方]
中脘は指圧よりもお灸が効果的です。お灸が無い場合はドライヤーやカイロなどを使って温熱刺激しましょう。温熱刺激は温める→休むを繰り返して行います。手の平でマッサージするだけでも効果が期待できます。
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