地機(ちき)

地機(ちき)【概要】

地機（ちき）は足にあるツボです。スネの骨の内側のキワに沿って上から3分の1ぐらいの位置にあります。ツボは基本的に左右対象なので、地機も両足2点あります。

地機は足の太陰脾経の経絡に属す8番目の経穴です。

地機の「地」は大地の意味で、「機」は変化を表します。地機は大地が変化するようなツボという意味です。

大地が変化する程ではありませんが、地機は全身にエネルギーをみなぎらせる作用があるためこの名前がついたと言われます。

その意味の通り、地機にはだるさや倦怠感を改善し、疲労回復にも効果的なツボとされています。また生理不順などの婦人系の病気にも効果があると言われます。

▼その他の「足のツボ」はこちら

地機(ちき)の [経絡]

足の太陰脾経

地機(ちき)の [場所]

地機は足のスネ（脛骨）部分にあるツボです。内膝の下側にある骨のふくらみからくるぶしまでの間の上から3分の1のところの脛骨のキワにあります。

地機(ちき)の [押し方・刺激の仕方]

地機は膝を軽く曲げ力を抜き、ツボに親指の腹をあて、他の指はふくらはぎを持ちながら、気持ち良い強さで5秒ぐらい押して力を抜くを3分ぐらい繰り返します。

■地機についてもっと調べる

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