ルイボスティー
ルイボスティー【概要】
ルイボスティーとはルイボスという木の茶葉を発酵、乾燥させたものを煎じて飲むお茶です。
ルイボスは、南アフリカ共和国の一部の山岳地帯で栽培される針葉樹。学名をアスパラサス・リネアリスといい、ルイボスは現地語で「赤い潅木」の意味を持つ。
ルイボスティーの有効成分と効果・効能
ルイボスティーにはリン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている。
特に、食品に含まれるリンとカルシウムは1:1が理想とされているが、ルイボスティーティーの場合は正に1:1なのです。これは細胞を活性化し、身体の機能を正常に保つミネラルバランスです。
ルイボスティーの効用の第一にあげられるのが強い抗酸化力。研究結果によると、緑黄色野菜の数倍~数十倍とも言われている。
この抗酸化力は、ルイボスティーの栽培される環境に大きく影響を受けるようです。ルイボスが育つ環境は昼夜の温度の差が激しく、また日中は強い紫外線にさらされるため、自衛のために抗酸化力が備わったと見られる。
ルイボスティーの抗酸化力は、体内に備わっているSODという抗酸化酵素を活性化させるとともに、活性酸素を消去・除去するスカベンジ作用もある。
従って活性酸素が一因となって起こる糖尿病、動脈硬化、高コレステロール症、高脂血症、白内障などを予防するとともに、細胞の老化を遅らせるのでシミやしわといった肌のトラブルにも効果がある。
また最近では、ルイボスティーの抗アレルギー性にも注目が集まっている。ある研究で、アトピー性皮膚炎やかゆみを伴う皮膚炎、ニキビなどいろいろな皮膚疾患の患者にルイボスのティーバッグを入れたお風呂に入ってもらったところ、かなりの人の症状が改善されたという報告もある。
アレルギー症状にルイボスティーティーがどう作用するのかはまだわかっていないが、ルイボスティーティーを飲むことでも同様の効果があるという。
ほかにもルイボスティーには口内炎や歯周病、またそれに伴う口臭の改善にも効果があるようです。
ルイボスティーの飲み方・摂取方法
ルイボスティーの抗酸化力を効率よく引き出すためには、ティーバッグ(2.5g程度)を1.5リットルはどの水に入れて沸騰させ、10分以上煮出すこと。
さらに冷めてからティーバッグを取り出すはうが、より抗酸化作用が強くなることもわかっている。飲む量は1日あたり500mlが目安です。
ルイボスティーに含まれる健康成分
ルイボスティーに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。