赤ワイン
赤ワイン【概要】
赤ワインは主として黒ブドウや赤ブドウを果実を丸ごとアルコール発酵させたものを言う。赤ワインの他に白ワイン、ロゼワインがあるが、いずれも製法の違いによるもの。
健康の分野で赤ワインに注目が集まったのは「フレンチ・パラドックス」という謎解きがきっかけでした。「フレンチ・パラドックス」とは「バターや卵、肉料理などをたくさん取るフランス人は、先進諸国の中でも脂肪の消費量が多いが、それにもかかわらず冠動脈疾患の死亡率は他国に比べてむしろ低い。」というもので、この原因は赤ワインに含まれるポリフェノールの効果であろうということで日本でも赤ワインがブームになりました。
赤ワインにはフラボノイド、アントシアニン、カテキンをはじめ、シンプルフェノールやタンニンなど、多種類のポリフェノールが揃っています。赤ワインに含まれるポリフェノールは主に抗酸化作用が強いことで有名で、その為赤ワインは動脈硬化に効果があると言われます。
その他赤ワインには心臓病やがん、痴呆症や通風にも効果があると言われていますがその因果関係は突き止められていません。
尚、赤ワイン以外で白ワインにはポリフェノールは10分の1程度ぐらいしかなく、ロゼワインには半分くらいと言われています。また、同じ赤ワインの中でもブドウの品種や製造方法によってポリフェノールの量は変わってきます。赤ワインの中でポリフェノールが多いと言われている品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、ネッビオーロ、ジンファンデルなどで、フルボディーの赤ワインほどポリフェノールが多く含まれています。
赤ワインに含まれる健康成分
赤ワインに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。