期門(きもん)
お腹のツボ
期門(きもん)【概要】
期門(きもん)は腹部にあるツボです。肋骨の下の方にあります。ツボは基本的に左右対象ですので、期門も左右2点あります。
期門は足の厥陰肝経の経絡に属す14番目の経穴です。
期門は肝機能改善に効果的なツボとされます。肝臓が弱っている人はこの期門とツボを押すと痛みを感じると言います。
期門のツボで特に知られているのは糖尿病や二日酔いへの効果です。二日酔いの場合は特に右側の期門のツボを刺激するようにしましょう。
さらに期門のツボは精神的なストレスにも効くと言われ、不眠症などにも効果的とされます。また、面白いことにしゃっくりを止めるのに使われるツボでもあります。
尚、著名なツボの流派である澤田流では期門のツボの位置が通常と少し違います。通常は第六助骨と第七助骨の間に位置しますが、澤田流の期門は肋骨のヘリと乳頭を下におろしたラインが交差する部分、つまり肋骨の下にツボがあります。
明確な理由がありませんが、しゃっくりを止めるには澤田流の期門の方が効果的なようです。
▼その他の「お腹のツボ」はこちら
期門(きもん)の [経絡]
足の厥陰肝経
期門(きもん)の [場所]
期門は腹部にあるツボです。胸骨の最下部から指3本下のラインと乳頭を真下におろしたラインが交差する場所にあります。第六助骨と第七助骨の間です。
期門(きもん)の [押し方・刺激の仕方]
期門は少し前かがみになり、肋骨に指を押し込めるように2~3秒かけてゆっくりやさしく刺激します。手の平全体を使って揉んだり、ドライヤーなどで温めるだけでも効果的です。決して強く押さないでください。
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