肺兪(はいゆ)
背中のツボ
肺兪(はいゆ)【概要】
肺兪(はいゆ)は背中にあるツボです。肩甲骨の角と背骨の間にあります。ツボは基本的に左右対象なので、肺兪も左右2点あります。
肺兪は足の太陽膀胱経の経絡に属す13番目の経穴です。
肺兪の名前にある「肺」は文字通り肺のことです。「兪」は運ぶという意味があり、肺兪というのは肺に気を送るというところから名付けられました。つまり肺兪には肺疾患を治すツボという意味があります。
その意味の通り、肺兪のツボは呼吸器系の不調に効果があると言われています。例えば、風邪による咳や喘息などに効果があるとされます。
また、肺兪のツボには肺の機能を高め、血行を促進する作用があるとのことから、体の老廃物を排出し肌を美しくする美肌効果があるとも言われます。
さらに具体的な因果関係は不明ですが、バストアップのツボとして肺兪のツボが紹介されることがあります。
▼その他の「背中のツボ」はこちら
肺兪(はいゆ)の [経絡]
足の太陽膀胱経
肺兪(はいゆ)の [場所]
肺兪は背骨の両脇にあるツボです。背骨の第3と第4胸椎棘突起の間から指の幅2本分のところにあります。だいたい肩甲骨の上側の高さで背骨から指2本分外側です。
肺兪(はいゆ)の [押し方・刺激の仕方]
肺兪は誰かに押してもらうことが一番ですが、一人で押す場合は、ゴルフボールなどを背中で転がすように刺激してみましょう。難しい場合はツボ部分を使い捨てカイロで温めるだけでも効果が期待できます。
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