イヌリン
イヌリン【概要】
イヌリンは菊いもの代表的な有効成分です。
イヌリンは果糖(フルクトース)が約30個つながった多糖類。体内に入っても
吸収されにくいという特徴をもっている。
でんぷんの場合、ブドウ糖に分解されて小腸で吸収される。すると血液中のブドウ糖が増えるため、膵臓からインスリンというホルモンが分泌される。
インスリンは血液中の血糖値を正常に保つ働きをもち、ブドウ糖の細胞への取り込みを促したり、また過剰なブドウ糖を体脂肪として蓄える働きがある。
高血糖の食事をするとインスリンの分泌も高まるため、ブドウ糖がたくさん脂肪として蓄えられて肥満を招いてしまうおそれがあるし、インスリンが過剰に分泌される状態が続くと、インスリン自体の働きが弱まってしまう。すると、血糖を制御できなくなり、糖尿病を引き起こしてしまう可能性がある。
イヌリンは体内にそのまま残り、一部は果糖の数が少なくなったオリゴフルクトースになるため、腸壁で吸収されない。吸収されなければ血糖値も上がらないというしくみだ。
さらにオリゴフルクトースは、腸内でビフィズス菌など善玉菌のえさになるため、便秘が解消するなど、腸内環境を整えることにも役立つ。
イヌリンの効果があると思われるもの
イヌリンには以下のような効果・効能が期待できます。
■イヌリンが含まれる食品例
イヌリンが含まれる食品には以下のようなものがあります。
■イヌリンに関する商品情報
■イヌリンについてもっと調べる
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