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オキアミに関する説明

オキアミ

オキアミ【概要】

オキアミは甲殻類の一種でオキアミ目の総称のことです。オキアミの和名は”沖醤蝦”と書きます。オキアミは現在、約75種類いるとされ、姿は小さなエビに似ています。オキアミは全長3㎝から15㎝に達するものまでさまざまです。ナンキョクオキアミは南極圏の氷山の低部に多く発生する植物プランクトンを餌にして増え、海の生態系を支えています。オキアミは食用資源としても注目され、サプリメントの原料にも使われています。

オキアミの仲間ではいちばん大きいナンキョクオキアミは全長約3~6㎝です。オキアミは南極大陸沿岸の冷たい海に棲むサクラエビの代用品にもなり、お好み焼きやかき揚げなどにするとおいしいです。オキアミにはカルシウムが多いので骨粗鬆症の防止に役立つほか精神の安定にも役立ちます。ちなみに佃煮にされるのはイサザオミなどのアミ類、塩辛やキムチの材料になるのはサクラエビの仲間のアキアミで、実はどちらもオキアミではありません。

●オキアミの主な栄養素(可食部100g当たり/ナンキョクオキアミ・生)
・たんぱく質…15g(アミノ酸スコア81)
・脂質…3.2g
・カルシウム…360㎎
・ビタミンA…180μg
・銅…2.3㎎

 エネルギー:94Kcal(100g当たり)

●オキアミの主な生理機能成分(推定)

○タウリン(動脈硬化抑制)
アミノ酸の一種。コレステロールを代謝して体外排出を促進。心臓機能強化、動脈硬化予防。交感神経をやわらげ血圧を低下。肝臓の解毒作用を強化。糖尿病予防。眼精疲労回復。

○ベタイン(肝機能強化)
甘味・旨味成分で、アミノ酸系窒素化合物。肝機能を強化。胆汁の産生を促進し、脂質のエネルギー代謝を活性化、コレステロール値を低下。

●オキアミの選び方のポイント
新鮮なオキアミは全体に透明感があり、鮮度が落ちるにしたがって白っぽくなります。臭いがするようになったオキアミは古いので避けた方が良いです。

●オキアミの保存方法
オキアミの生鮮品は買った日のうちに使い切るようにしましょう。オキアミの乾燥品は、湿気を含まないようにポリ袋に入れて保存。冷凍庫に入れておくと長持ちします。

オキアミに含まれる健康成分

オキアミに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□オキアミに含まれる成分(カルシウム)の効果があると思われるもの
胃酸過多 / わきが(腋臭) / 爪 / 妊娠 / 肩こり / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) / 歯 / ・・・もっと見る
□オキアミに含まれる成分(キチン・キトサン)の効果があると思われるもの
肥満 / 便秘 / アレルギー疾患 / 動脈硬化 / 高血圧 / ガン(癌) / アトピー性皮膚炎 / ・・・もっと見る
□オキアミに含まれる成分(タウリン)の効果があると思われるもの
集中力を高める / 胆石 / 動脈硬化 / 高血圧 / 心不全 / 薄毛(はげ) / 不整脈 / ・・・もっと見る
□オキアミに含まれる成分(ベタイン)の効果があると思われるもの
脂肪肝 / 肝機能(肝臓) / ・・・もっと見る
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