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キチン・キトサン   chitin chitosan きちん きとさん  効果、食品

キチン・キトサン

キチン・キトサン【概要】

キチンはカニの甲羅などに含まれている水にも酸にも溶けない動物性の食物繊維。

これを化学処理したものがキトサンである。キトサンになると、水には溶けないが酢や胃酸には溶けるようになる。

化学処理の際、どうしてもキチンが残り、キチンとキトサンが混じった状態になるため、キチン・キトサンと2つの物質名を重ねて呼ぶが、人体に有効な働きをするのは、主にキトサンである。

キチン・キトサンの効能・効果の代表的なものには血圧を低下させることと血中のコレストロール値を下げることがある。

キトサンはアミノ基というものをもっている。これは、食物繊維の中ではキトサンだけの特徴だ。

このアミノ基には有害物質を吸着する作用があり、例えば高血圧の原因となる塩素を腸管内で吸着して体外へ排泄する。

そうすると血圧への影響がなくなるため、降圧効果が得られるという。

同様に、コレステロールから作られる胆汁酸を吸着して排泄してくれる。すると胆汁酸を作るためにコレステロールが肝臓に運ばれるので、血中のコレステロールが低下するというしくみだ。

キチン・キトサンの効果があると思われるもの

キチン・キトサンには以下のような効果・効能が期待できます。

肥満 / 便秘 / アレルギー疾患 / 動脈硬化 / 高血圧 / ガン(癌) / アトピー性皮膚炎 / 

■キチン・キトサンが含まれる食品例

キチン・キトサンが含まれる食品には以下のようなものがあります。

■キチン・キトサンについてもっと調べる
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