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復溜(ふくりゅう)に関する説明

復溜(ふくりゅう)

足のツボ

復溜(ふくりゅう)【概要】

足のツボ[復溜(ふくりゅう)]

復溜(ふくりゅう)は足にあるツボです。内側のくるぶしからアキレス腱のキワに沿って指2~3本分ぐらいの場所にあります。ツボは基本的に左右対象なので、復溜も両足にあります。

復溜は足の少陰腎経の経絡に属す7番目の経穴です。

復溜は腎経の経金穴ということで、「腎」に効果的なツボとされます。東洋医学で言う「腎」とは腎臓とは少し違い、内分泌系、泌尿・生殖器系、免疫系、中枢神経の一部の機能を指します。大雑把な言葉で言うと精気とか精力という言葉が近く、人間の老いは腎の衰えとも言われます。そして腎の衰えは腎虚と言われます。

復溜のツボはこれら腎虚に対して効果的と言われますが、多くの場合、他のツボの補助的な役割で使われることが多いようです。

復溜のツボがメインで使われるのは、代謝の向上、下半身の血行促進、余分な水分を排出するといったケースです。具体的にはむくみの解消や利尿作用に効果的とされます。さらに、これらの延長上の効果として復溜のツボは高血圧にも効果的と言われます。

その他の「足のツボ」はこちら

復溜(ふくりゅう)の [経絡]

足の少陰腎経

復溜(ふくりゅう)の [場所]

復溜は足首付近にあるツボです。内側のくるぶしの上端から指2~3本分程度上で、スネ(脛骨)とアキレス腱の間の凹んだところにあります。

復溜(ふくりゅう)の [押し方・刺激の仕方]

復溜は手の平で足首を掴むようにして親指をツボにあてます。そのまま息を吐きながら押し、吸う時に力を抜くを両足とも3~5分間ぐらい繰り返します。

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