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もずくに関する説明

もずく

もずく【概要】

  • もずくとは日本の沿岸に生育する海藻の一種です。
  • もずくにはフコダインとアルギン酸が豊富に含まれています。
  • もずくは「もずく酢」で食べるのが一般的です。

もずくとは褐藻類モズク科の海藻です。もずくは細い糸のような海藻で、ほかの藻について成長するのでモズク(藻付)と名前がついたそうです。

もずくは北海道南西部から沖縄までの沿岸で生育していますが、食用のもずくの殆どは沖縄で生産されています。沖縄ではもずくが大量に人工栽培されています。

もずくの栄養成分

もずくの栄養成分としてはカロテンが他の海藻と比べ比較的多く含まれています。もずくのヌルヌルした成分は、フコイダンやアルギン酸といった水溶性食物繊維です。

その他、ミネラルやビタミン類も含まれています。

もずくの効能・効果

もずくに豊富に含まれているフコイダンには免疫力強化作用があると言われます。そのため、もずくはガン(癌)予防に効果が期待されています。

同様にもずくに含まれるアルギン酸には、腸内の環境をととのえる整腸作用や、腸の働きを活発にして便秘を解消する作用があります。

もずくの料理・調理方法

もずくの食べ方としては「もずく酢」が一般的です。もずくは「もずく酢」に代表されるように三杯酢や甘酢などの酢の物にすることが多いです。

その他、もずくは天ぷらや雑炊、お吸い物などにも利用されます。

もずくの選び方

もずくは色の濃いものが良いとされています。2~3月にとれるものが味がよいと言われ、旬は春から初夏にかけてです。若いもずくほど味がよいと言われます。

もずくは生が美味しいと言われますが、現在では生のものはほとんど流通しておらず、塩蔵されたものや、酢で昧つけされたものをパックづめしたものが販売されています。

もずくに含まれる健康成分

もずくに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□もずくに含まれる成分(アルギン酸)の効果があると思われるもの
便秘 / 整腸作用 / コレステロール / 血圧を下げる(血圧降下作用) / 高血圧 / 過敏性腸症候群(IBS) / ・・・もっと見る
□もずくに含まれる成分(フコイダン)の効果があると思われるもの
十二指腸潰瘍 / コレステロール / ガン(癌) / アレルギー疾患 / 免疫力強化 / 胃潰瘍 / 肝機能(肝臓) / ・・・もっと見る
□もずくに含まれる成分(β-カロチン)の効果があると思われるもの
アルツハイマー / 視力 / ドライアイ / アンチエイジング / 疲れ目(眼精疲労) / 疲労回復 / 肌荒れ・ニキビ / ・・・もっと見る
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