DHAの認知症・アルツハイマー病予防・改善効果とは
人間の脳内では20代を過ぎると毎日10万個もの神経細胞が死滅すると言われています。
- 10万個という数は科学的背景の無い俗説のようですが、脳の神経細胞が20代頃より減少していくのは事実のようです。脳の細胞の消失はアルツハイマー型認知症の要因とも言われています。
老化とともに脳の神経細胞が硬化し、神経伝達や情報伝達が損なわれていきます。
- 脳の神経細胞が硬化してくると、シナプスの送受信がうまくいかなくなり、神経伝達や情報伝達がスムーズに行われなくなってきます。
アルツハイマー病患者は健常者と比べて海馬のDHA量が半分以下だったという研究報告があります。
- スェーデンのある研究報告(カロリンスカ研究所/1991年)によると、アルツハイマー型認知症で亡くなった方の脳の海馬リン脂質中のDHA量は、アルツハイマー型認知症にならずに亡くなった方の半分以下だったというデータが発表されています。
DHAは老化により硬化した脳の神経細胞を柔らかくすることで認知症やアルツハイマー病の予防・改善効果が期待できると考えられています。
- DHAによる認知症やアルツハイマー病の予防・改善効果を検証する様々な研究や試験が行われてきており、効果性を示唆する研究発表もいくつかあります。
しかし、逆に効果性は見られなかったという研究発表もあります。DHAが認知症やアルツハイマー病に効果的か否かは、まだ可能性の範囲であり、今後の研究発表が待たれるところです。
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