ズッキーニ
ズッキーニ【概要】
- ズッキーニはきゅうりや瓜に似ているがかぼちゃ(南瓜)の仲間。
- ズッキーニはカロリーが低く、水分が多いので糖尿病やダイエットに向いている。
- ズッキーニはカリウムを多く含み、利尿作用が期待できる。
ズッキーニとはなす(茄子)に似た食感の西洋野菜です。ズッキーニはイタリア語で「小さいかぼちゃ」を意味します。日本では「つるなしかぼちゃ」とも呼ばれます。ズッキーニの形はきゅうりや瓜に似ていますが、かぼちゃ(南瓜)の仲間です。
ズッキーニの原産地は特定されていませんが、北アメリカ南部からメキシコというのが有力です。現在の細長い形はイタリアで改良されたものです。
ズッキーニの品種には「グリーントスカ」「オーラム」「ゴールディー」「アラジン」などがあり、大きく緑色、黄色、丸型の3種類に分けられます。日本では緑色のズッキーニが主流です。
ズッキーニは熟していない実を収穫して、食用としています。食感はなすに似て、味にクセがありません。
旬:夏 エネルギー量:100gあたり14kcal
ズッキーニの栄養成分と効能・効果
栄養素のバランスはかぼちゃ(南瓜)似ています。カリウム、カルシウム、銅、マンガンなどのミネラルがバランスよく含まれています。
ただ、ズッキーニのカロリーは低く、その点はかぼちゃ(南瓜)と大きく異なります。水分が多く、炭水化物が少ないので、糖尿病の人やダイエットをしている人に適しています。
特に多く含まれている健康成分としてはカリウムがあり、また水分も多いためズッキーニは利尿作用が期待できます。
その他にもビタミンK、ビタミンC、モリブデンが豊富に含まれています。
また、食物繊維も比較的多く含まれており、水分も多いことから便秘にも効果的とも言われます。
ズッキーニに期待される効能
ズッキーニの主な栄養素
ビタミンK 35ug
葉酸 36ug
ビタミンC 20mg
カリウム 320mg
マグネシウム 25mg
モリブデン 6ug
食物繊維 1.3g
※ズッキーニ100g含有中
※カロリー 100gあたり14kcal
ズッキーニの調理のポイント
ズッキーニはイタリア料理全般に合います。一番簡単なのは茹でてサラダに添えることです。
ズッキーニを薄い輪切りにしてラタトゥイユのような煮込み料理、ソテー、スープ、天ぷらなどにするのもお勧めです。
ズッキーニの選び方と保存
ズッキーニは大きすぎるとかたいものもあるので、長さ20cm程度のものが食べ頃です。色が鮮やかで、手に持ったときに弾力があり、皮に張りやツヤのあるズッキーニを選びましょう。
ズッキーニに含まれる健康成分
ズッキーニに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。