もやし
もやし【概要】
- もやしは豆類を人工的に発芽させた野菜。
- もやしには葉酸が多く含まれるのが特徴。
- もやしに含まれるアミラーゼは胃腸に効果的。
もやしはおもに豆類を人工的に発芽させた野菜です。原料により大豆もやし、緑豆もやし、アルファルファなどに分けらえれます。
もやしの効能・効果
もやしは植物性たんぱく質をはじめとして、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄など豊富な栄養素が含まれているのが特徴です。また葉酸が多いのも特徴です。
さらにもやしは発芽することによって、豆本体にはほとんどなかったビタミンCが一気に増加するほか、でんぷんの消化を助ける酵素のアミラーゼも生まれます。
アミラーゼは胃腸の働きを整えてくれるので、夏パテや食欲がないときに、弱った胃腸に優しく働き、健康な状態にして食欲を増進してくれます。また、食物繊維が豊富なので便秘にも効果が期待できます。
もやしに期待される効果
・癌(ガン)
・動脈硬化
・高血圧
・健胃作用
・便秘
・整腸作用
・疲労回復
もやしの主な栄養素(100g中含有量)
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンC 5mg
食物繊維 2.3g
※カロリー 14kcal
もやしの調理のポイント
もやしはシャキッとした歯ごたえが身上です。ゆでるより強火で手早く妙めたはうが、もやしの表面が油でおおわれるため、水分や栄養分、旨味などの損失が少ないようです。
もやしをゆでるときは、湯に一つまみの塩を入れると、タンパク質の有効成分である必須アミノ酸の流出を防げます。ゆでるかわりに、からいりもおすすめです。
もやしの選び方と保存
もやしは傷みが早いので、鮮度のよいものを選ぶことが大切です。茎が白くて太く、つやのあるもので、豆が開いていないものが良質です。ポリ袋に入れ、野菜室に冷蔵保存をしましょう。
もやしの効果的な組み合わせ
もやしに含まれる豊富な食物繊維は、便通をよくするばかりでなく、コレステロールを排出、再吸収を防ぐなど重要な働きをします。卵やレバーなどコレステロールを多く含む動物性食品に組み合わせるとよいでしょう。
もやしに含まれる健康成分
もやしに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。