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セージに関する説明

セージ

セージ【概要】

  • セージとはサルビアの近縁にあたる多年草の植物。
  • セージは古くから薬用植物として汎用されてきたハーブの一つ。
  • セージは抗酸化作用、抗菌、鎮痛作用など様々な効能・効果があるとされる。

セージとはシソ科の宿根草サルビアの近縁にあたる多年草の植物です。セージの和名はヤクヨウサルビアと言います。

セージは古くからヨーロッパで「家庭の万能薬」や「不老長寿の薬」などと言われ、薬用植物として汎用されてきたハーブの一つです。葉を乾燥させたものを煎じるハーブティーがよく知られています。

またセージは香辛料にも利用され肉料理の消臭や消化促進に効果的とされています。その他、セージの精油をアロマオイルに利用したり、観賞用に栽培する人も多くいます。

セージの種類にホワイトセージというものがあります。最近名前を聞くことが多くなってきましたが、こちらはハーブ等で用いられるセージとは種類・用途が違い、「スマッジング」と言われる、いわゆる精神的な儀式に使われるセージです。(ホワイトセージに関してはこちらを参照ください。

セージの効能・効果・栄養成分

セージに含まれる精油成分は、主にα-ツヨシ、β-ツヨシ、ルテオリン、リナロール、α-テルピネオール、ロズマリン酸などがあり、その他、タンニンや植物エストロゲンなどが含まれています。またビタミンB6カルシウム鉄分マグネシウムマンガンなども多く含まれています。

セージは強い抗酸化作用抗菌鎮痛作用を持ち、様々な効能・効果があるとされます。セージの主な効能・効果としては、リラックス効果、疲労回復消化不良予防、更年期障害の緩和、アンチエイジングなどが期待されていますが、中でも口内炎や咽頭炎など喉や鼻粘膜の炎症緩和や多汗症の改善などはドイツのコミッションEモノグラフ(薬用植物の評価委員会) で有効性が示唆されています。

その他、アルツハイマー病の改善や口唇ヘルペスに対してもセージが有効であると示唆されています。

セージの使い方・利用方法

セージをハーブとして利用する場合は乾燥させた葉を煎じてハーブティーにするのが一般的です。セージを香辛料として使う場合は、セージの葉を刻むか瓶詰めのものが販売されているのでそれを利用します。

アロマテラピーや芳香剤などに利用する場合は精油が販売されていますので、それらを利用しましょう。

セージの副作用・危険性・注意点

セージは通常食品として適切に利用する分には安全ですが、ハーブなど薬用目的で利用する場合は比較的作用が強い植物ですので注意が必要です。

まず、てんかん患者には禁忌とされているので使用はできません。妊娠中・授乳中の場合も胎児や幼児に影響がでる可能性があるので精油、アルコール抽出物、葉の摂取は避けましょう。

その他、他の治療薬などを使っている場合は相互作用がでる可能性があるので、必ず医師に相談してから利用しましょう。

セージに含まれる健康成分

セージに含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□セージに含まれる成分(カルシウム)の効果があると思われるもの
胃酸過多 / わきが(腋臭) / 爪 / 妊娠 / 肩こり / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) / 歯 / ・・・もっと見る
□セージに含まれる成分(タンニン)の効果があると思われるもの
二日酔い / 抗酸化作用 / 殺菌作用 / 下痢 / ・・・もっと見る
□セージに含まれる成分()の効果があると思われるもの
髪の毛 / 血管強化 / 爪 / 慢性疲労 / 冷え性 / 貧血 / 疲労回復 / ・・・もっと見る
□セージに含まれる成分(ビタミンB6)の効果があると思われるもの
妊娠中のつわり・吐き気 / 末梢神経障害 / 髪の毛 / 生理痛(月経痛) / うつ病 / にきび(ニキビ) / 妊娠 / ・・・もっと見る
□セージに含まれる成分(マグネシウム)の効果があると思われるもの
胃酸過多 / 痛風 / 多汗症 / 食欲不振 / 骨盤 / ストレス / アンチエイジング / ・・・もっと見る
□セージに含まれる成分(マンガン)の効果があると思われるもの
気管支喘息 / 肝機能(肝臓) / 糖尿病 / 骨 / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) / ・・・もっと見る
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