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霊芝(レイシ)に関する説明

霊芝(レイシ)

霊芝(レイシ)【概要】

  • 霊芝(レイシ)とは紀元前200年から中国で利用されているキノコ。
  • 霊芝(レイシ)は虚弱、病弱な体質を改善する効果が期待できる。
  • 霊芝(レイシ)はガン(癌)への効果が期待されるが、有効性はまだ不確定。

霊芝(レイシ)とはサルノコシカケ科のマンネンタケ(キノコ)のことで、別名霊芝草(れいしそう)やマンネンタケ(万年茸)とも呼ばれます。尚、ライチのことをレイシという場合がありますが、この霊芝とは全く関係ありません。

霊芝(レイシ)は紀元前200年から中国で利用されている漢方素材の一つで、"不老長寿の仙草"として珍重されてきました。

霊芝(レイシ)には赤芝、青芝、黄芝、黒芝、紫芝、白芝の6種類の霊芝がありますが、現在利用されているのは赤芝、紫芝の2種類です。

霊芝(レイシ)は非常に希少価値の高いキノコでしたが、1970年代に中国と日本で人工栽培に成功し、健康食品として広く利用されるようになっています。

霊芝(レイシ)の栄養成分と効能・効果

まだ不明確なところも多いですが、霊芝(レイシ)の有効成分としては免疫力を高める多糖体、体内でビタミンDに変わってカルシウムリンの働きを助けるエルゴステロール、腫瘍抑制作用を持つβ-グルカンなどがあります。

霊芝(レイシ)は特定の病気を治すというものではなく、虚弱、病弱な体質を改善することが主な効果・効能となります。具体的には継続的な摂取により強壮、肝臓保護、血圧を下げる利尿作用、鎮咳作用、鎮痛作用、鎮静作用などの作用があるとされます。

さらに霊芝(レイシ)の漢方では、血液の流れをスムーズにするとして、更年期障害、自律神経失調症、肩こり腰痛便秘不眠症などにも処方されます。

霊芝(レイシ)の注目される効能・効果としては抗腫瘍作用、免疫力の強化で、つまりガン(癌)への有効性です。しかし、今のところ試験官及び動物実験でのデータはあるものの人へ有効性に関しては信頼できるデータがありません。

霊芝(レイシ)の利用法

霊芝(レイシ)の利用法はいずれも同じで、漢方生薬として市販されている乾燥品は、水で煮出して飲んだり、ホワイトリカーに捜して薬酒として飲んだりします。

霊芝(レイシ)は乾燥品のほか、エキス、ペースト、粒状、顆粒、細粒、糖衣錠などの形でも市販されています。

霊芝(レイシ)の注意点

霊芝(レイシ)は適切な摂取の場合、安全性が示唆されていますが、稀に痒みや胃の不快感、鼻血、血便などの症状がでることがあるようです。

また霊芝(レイシ)には血圧を下げる作用があるとされているため低血圧症の方や高血圧の薬を使用している方は医師の相談してから利用してください。同様に霊芝(レイシ)には血液を固まりにくくさせる作用があるので抗血小板・抗血液凝固作用などの医薬品やハーブを利用している方は注意が必要です。

妊娠中、授乳中の方は安全性に関する十分なデータがないので、使用を避けましょう。

霊芝(レイシ)に含まれる健康成分

霊芝(レイシ)に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□霊芝(レイシ)に含まれる成分(グルカン)の効果があると思われるもの
ガン(癌) / コレステロール / 免疫力強化 / 整腸作用 / 便秘 / 肥満 / 気管支喘息 / ・・・もっと見る
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